長田一美さんといえば、ＳM塾 オサダ・ゼミナールを主宰し、現在は、長田英吉さんの命日にあわせ「SM神社祭」を開催している女性緊縛師！
そんな一美さんが、最近、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師としても活動しているのは皆さんご存じでしょうか？さまざまなフェチイベントで、なんと1回100円で鍼灸施術をうけられるブースを出展しているんです！
先日、錦糸町Mirageのイベント「BLOODY NIGHT」で一美さんのブースが出ていたので、生まれて初めて鍼治療をうけてきました！そのレポです。
手が動かせない、治るかどうかわからない不安。過去の「橈骨神経麻痺」の経験から鍼灸の道へ。
緊縛→鍼灸と緊縛の世界から離れてしまったのかと思ったけど、緊縛と鍼灸施術は深い深いつながりがありました。
鍼灸師とは、「鍼」と「灸」を使い全身にあるツボや筋肉に刺激を与えて治療をおこなう、「はり師」と「きゅう師」の国家資格を両方持つ東洋医学の専門家です。
鍼灸師になるには、はり師・きゅう師の資格取得が必要で、年1回の国家試験に合格する必要があります。
さらに、国家試験の受験資格を得るためには、鍼灸学科のある4年制大学、または専門学校を卒業する必要があります。そんな大変な資格をどうして取得したのか、一美さんに聞いてみたところ
「緊縛事故での橈骨神経麻痺を施術したかった」
のだそうです。
昔々、一美さんご自身が「橈骨神経麻痺」を経験。手が動かせない……治るかどうかわからない……そんな不安と、誰にも相談できなかった過去の経験が、鍼灸師の道へと進むきっかけとなったのでした。
いよいよ生まれて初めての鍼灸体験スタート！
一美さんのお隣に座らせてもらい、どんなところを治したいか？などのヒアリングをうけました。鍼灸といったら肩こり、腰痛がパッと浮かびますが、それだけでなく、味覚障害、神経麻痺、腰椎すべり症、膝痛、痛風、打撲など、いろいろ鍼灸適応なものがあるんだとか。味覚障害と痛風は意外ですね。
ちなみに、「二日酔いに効く施術はないですか？」と聞いてみたところ、飲酒後の施術は絶対NGとのこと！施術中に体調が悪くなる場合があるそうですよ。一美さんのブースはフェチイベントに出展していることも多いので、お酒好きな方はイベントでお酒を飲む前に鍼灸をうけてくださいね。
で、私は結局「肩こり」を選んだのかな。初めての鍼灸体験スタートです。どきどき。鍼を刺すって痛そうだし、先端恐怖症の人は鍼そのものが苦手だったり、恐怖心のある人が多いみたいですが、私はもともとボディーピアスを嗜んでいたこともあり、そういった恐怖心は全くなくリラックスして受けられました。
肩や首にプスプス鍼が刺さるけど全然痛みは無し。頭皮にもプスプス。頭皮はちょっとチクッとした。でも痛くはない。鍼を刺す場所によって感覚が違うみたいです。
で、気づいたのが、鍼って映画の「ヘルレイザー」みたいにずっと刺したままなのだと思ってたんです。
でも一美さんの施術は、刺しては抜き、刺しては抜きというスタイルでした。鍼灸はさまざまな施術方法があって、刺したままの場合もあるし、鍼の太さも細いのから太いのまでいろいろあるそうです。刺した鍼に電気を流すところもあるらしい。鍼灸院によって施術方法が違うので、そういうのも一美さんに相談すると丁寧に教えてくれますよ♪
即効性がすごい！身体がポカポカしてきたー
鍼をプスプスされているうちに、だんだん身体が熱くなっているのがわかりました。身体がポッポする！鍼灸ってこんなすぐに身体の変化を実感できるんだと感動。そりゃ飲酒との相性悪いわなと。
30分くらい施術をうけて終了（必ずしも30分ではなく、ブースの込み具合によって施術時間は異なります）。本当に100円でいいんですか！とそんな気持ちになるくらい本格的な施術内容でした。
やっぱり鍼灸ってのはめずらしいと感じる人が多いそうで、ブースを出してもスマホで写真を撮ったり、様子をじっと見ている方が多いそうです。そんなちょっと興味あるけど、施術に一歩踏み出せない方の一押しに。そして純粋に鍼灸の効果を感じてほしいという想いから「100円」という破格で提供しているそうです。
緊縛事故にあわないことが一番ですが、もし怪我をしてしまったときのためにも、ひとりで悩まず相談できる場所があるのは安心ですね。
長田一美さん、大満足の施術ありがとうございました！
長田一美さん鍼灸ブース出展情報！
2023年の「100円鍼灸体験ブース情報」です。緊縛事故に関係なく、日頃の疲れを癒すためにも是非体験してみてください。痛くない、怖くないよ～！ニャンです(=^・^=)
1月7日（土）24時〜：デパートメントH 鶯谷 東京キネマ倶楽部
1月22日（日）：錦糸町ミラージュ
1月28日（土）：鞭会 大久保MKスタジオ
