【閲覧注意】獣肉と珍味の乱痴気騒ぎ!高田馬場の『米とサーカス』で昆虫食体験

全然フェチネタじゃないんですが、いやー、私、虫を食べてきました。

何十年か前に見た「生きものと女」シリーズという女性を虫まみれにするAVネタと絡めて記事にしようと思ったけど、とくに話が膨らまそうなので、ただ虫を食べにいった話をします。

今回お邪魔したのは高田馬場にある「鳥獣虫居酒屋 米とサーカス」さん。

メニューの写真を撮り忘れましたが、昆虫ばかりなのかと思ったら、夏らしく海の生き物シリーズがあったり、からだに良さそうな薬膳酒もたくさんありました。ジビエ料理も楽しめます。チャーハンやポテトフライ、各種ドリンクなど、普通のメニューもあるので安心です。昆虫と昆虫の間に普通のメニューを挟むことで、箸休め的な役目も果たしてくれて大活躍でした(とくにフライドポテト)

色々食べたんですが、個人的に印象に残っているメニューを紹介します。

お通しの雀ちゃん

まず、お通し。一緒にいった常連さんに聞いたところ、料理を注文する前に「今日のお通しは何ですか?」と確認することで、メニュー被りを防げるとのことです。今回は雀でした。

頭からかぶりついたところ、ほぼ肉はなく骨をバリバリ砕いた中に、なんとなく脂っぽさが口に広がる感じ。今まで食べたことない不思議な味わいでした。

昆虫盛り合わせは6種盛りでも十分楽しめる

昆虫盛り合わせ。やっぱりインパクト大なのはタガメですね。タガメはバリバリ食べるのではなく、ハサミで解体して中身を箸ですくって食べます。蟹みそをほじくる感じです。びっくりなことに香りはまんまラフランス!口に含むと強めの塩味の後にラフランスの香りが広がります。そのあと風味に意識しすぎると若干タガメちゃんの存在が見え隠れする雑味を感じるので要注意。芋虫系は噛むとプチプチしておいしかったです。コオロギやイナゴも癖はなくおいしかったです。6種盛りと11種盛りがありましたが、6種でも十分堪能できました。

骨も尻尾も頭もぜーんぶ食べられるヤモリ

ヤモリ。インパクト大。腰のそりがすごい。写真映えします。骨以外の肉を食べるのかと思いきや、全身すべて食べられます。タガメの解体に使ったハサミで上あご下あご、しっぽ、手足、胴体を切断していきます。下あごがおいしいらしく、争奪戦でした。歯の部分がパリパリしておいしかったです。

口の中にねっとりまとわりつくナッツ風味のセミ

セミの親子串のようなメニューを頼みました。毎回種類が変わるのかわかりませんが、この日のセミはアブラセミでした。よく見るセミだ!常連さんは幼虫推し。私は成虫の羽と胴体を少しいただきました。羽はパリパリしてまあ普通においしかったです。胴体はナッツ風味でした!ただ、なんか嫌なねっとり感があり、いつまでも口の中にまとわりつく感じが少々苦手でした。味は悪くないです。

My七味を入れてアレンジ!サソリ酒

同行者に人気だったのがサソリ酒。味見をさせてもらったら、甲殻類でとったお出汁のような味わいでした。お湯割りにMy七味を入れてアレンジして飲む人も!かつて赤羽のおでん屋で飲んだ、ワンカップの出汁割りみたいだなと思いました。

ご紹介したメニュー以外にも、イソギンチャク、豚のき〇たま、仔牛の脳みそ、ジビエ三種盛り、ポテトフライ(2回頼んだ)、ウサギのから揚げ、イナゴのお茶漬け、ジビエタコライスなどなどたくさん食べました。この日は6人でいったのですが、このくらいの人数のほうがちびちびといろんな種類を楽しめてよかったです。

あと、私虫大嫌いなんです。実家にいたころ部屋によく1㎝くらいの蜘蛛が出たんですけど、それを退治できなくて。最終的に眼鏡をはずして蜘蛛がただの黒い点にしか見えない状態にしてコロコロで潰すという撃退法を編み出しました。蚊も手で潰すのが気持ち悪いので殺さず自由に血を吸わせています。ゴキブリが家に出たら引っ越します。そのくらい虫が嫌いなんですが、虫嫌い克服できたかも。

今度は新宿のお店に行こうかと画策しています。

お店情報

高田馬場・鳥獣虫居酒屋 米とサーカス 高田馬場本店